top of page

【Bontemps】×【ワンズトライン】 社長インタビュー

Global Accessの国際マッチングサービスを利用してマスターフランチャイズ契約を締結した両社、Bontemps(代表:Lee Sanghun氏、写真右)とワンズトライン株式会社(代表:山内仁氏、写真左)のトップに、弊社サービスへのご感想や今後の展開ビジョンをお伺いしました。

トップインタビュー
左:ワンズトライン 山内社長 右:Bontemps Lee代表

Global Accessの国際マッチングサービスを利用して...


Global Access(以下「GA」と表記)「弊社の国際マッチングサービスは、海外事業部を代行して海外の法人にライセンス契約を持ちかけるという、全く前例の無いサービスでしたが、最初は率直にどう感じられましたか?」


Bontemps Lee氏(以下「Bont」と表記)「日本の会社から急に提案されて、初めは具体的なイメージもわかず、有益なサービスなのかも判断しかねる状態でした。ただ、担当のジャンさんがわざわざ韓国に来てくれて、私のブランドを海外に広めたいと思ってくれていることと、まだ創業から2年という新興ブランドでもマッチングの可能性があるということを丁寧に説明してもらったので、とりあえずやってみようと思いました。また、実際決め手になったのは、成功報酬型の料金体系で、もしマッチングしなくてもお金を払う必要がないという点でした。


ワンズトライン 山内氏(以下「Ones」と表記)「元々は、自身のブランドである豚丼屋TonTonを海外進出させるためにGlobal Accessさんと組んだのがきっかけでした。数年前に海外からのオファーがあったのですが、コロナで白紙になってしまい、その後も具体的なオファー案件があれば積極的に検討したいとい思いがありました。また同時に、社内でドーナツカフェ業態の新規立ち上げを計画しており、そんな時にちょうどBontempsさんの紹介をしてもらったんです。」


GA「(Onesに対して)既に10以上の飲食店ブランドをリリースされている御社ですが、何故海外ブランドのライセンス契約を検討されたのですか?」


Ones「ウチの実力が最も発揮されるポイントは、実はブランドを生み出すところではなく、ブランドをフランチャイズパッケージとしてインキュベートして、拡大させるところなんです。商品開発とブランディングには莫大なコストと労力がかかりますし、数々のブランドを扱ってきたからこそ、その難しさを知っています。海外で既に人気が確立されていて、かつ国際的なコラボレーションなども将来的にできる点は魅力に感じました。」


GA「(Bontに対して)ワンズトラインの他に2社、日本の企業からお声がかかっていましたが、同社をパートナーに選んだのは何故ですか?」


Bont「目先の条件だけで見れば、他の候補企業様も引けを取らない内容でしたが、やはりスピード感を持って結論を先延ばしせずにやりたい意思を見せていただいたのが最も大きいです。他の企業様は、日本の会社の特徴なのか、具体的な話になるまでにかなりの期間を要してしまい、交渉も受け身なように思えたため、移り変わりの激しい飲食業界におけるパートナーとしては、ワンズトラインさんがベストだと考えました。また、会社の規模や展開力を見ても、自分のブランドを最も大きくしてくれる相手だと感じました。」



海外ブランドを日本で展開するということ


GA「(Onesに対して)御社にとって、海外ブランドのライセンス契約をするのは初めての試みとのことでしたが、どのように感じていますか?」


Ones「第一に、良い意味でのプレッシャーをすごく感じました。商品のクオリティはもちろんですが、Lee Sanghun氏独特の感覚によってデザインされたインテリアを日本でも再現できるのかがすごく心配でした。自分のブランドであれば、失敗しても自己責任で終わりますが、人様のブランドを扱うということの責任感を強く持っている必要がありました。Bontempsに関しては名古屋のポップアップで食べた時から、日本で流行るということは確信していていました。今までの韓国フードのお店は、キラキラネオンにKPOPでTHE韓国感を出すのが主流でしたが、Bontempsの場合は、実際のソウルの実店舗の特徴である韓国カルチャー×アメリカンカルチャーをそのまま再現することに注力しました。」


GA「実際にやってみて難しかったと感じるところや、今後Bontemps本部やGlobal Accessに求めるサポートやサービス改善の意見などはありますか?」


Ones「難しいと感じたのは、韓国と日本でのライセンスや規制の概念の違いがあることです。インテリアや店内音楽の権利関係は、日本でFC展開する以上、紛争の余地があってはなりません。韓国では当たり前にOKのことでも、ルールの厳しい日本ではNGということが多々ありました。求めるサポートは、一番はやはりコンテンツの提供です。新メニューの開発やコラボの提案、そしてオーナーが自らデザインしたインテリアは非常に販促力もありますし、FC加盟希望者様から見てもラインナップが多いことは魅力的に映ります。Global Accessへの意見としては、FC本部の構築(画一されたメニューレシピやマニュアル整備など)がもう少しできているブランドだともうちょっとスムーズだったかなというところです。」


GA「貴重なご意見をありがとうございます。ご指摘のとおり、弊社のサービスの主旨としては、まだ未熟なブランドを海外進出させるということがございますので、今後はFC本部の構築・整備の段階からコンサルタントとして弊社も介入し、よりスムーズに現地パートナーとの取次ができるように努めます。」



今後のビジョン


Bont「日本については、東京・福岡などの他主要都市にも出店を計画しており、ワンズトラインさんと協議中です。今年の末(2023年12月)には日本でも人気のファッションブランド「KIRSH」とのコラボイベントもあり、国内外ともに知名度を向上させていくつもりです。実は、日本以外の国からもちらほら加盟の相談が来ており、Global Accessとともに商談を進めています。一時的な流行で終わってしまわぬよう、「基本に忠実」のスローガンは忘れずに日々精進していきたいと思っております。」


Ones「現在東京で物件を探しています。今年の末から来年初までに物件の契約を予定しています。フランチャイズについては、アメ村店のオープン前から多くの加盟相談をいただいている状況で、現在静岡・山梨・名古屋の経営者様と具体的な話にまで進んでおります。また、百貨店からの出店提案も頻繁にいただいておりまして、機を見て出店を考えております。クリスピークリーム以来の、第三次ドーナツブームを牽引する存在となれるよう、高品質な商品提供はもちろん、大々的なPRも積極的に進めていきたいと思っております。もちろん、豚丼屋TonTonを初めとした自社ブランドの海外進出も、Global Accessとともに挑戦していきたいと考えております。」


GA「今年からリリースしたこの国際マッチングサービスですが、利用いただくニーズは全世界全てのブランド様にあるものと考えています。Bontempsの例から学んだことをサービス品質の向上に活かし、今後は提携ブランドの拡大を当面の目標としています。誰もやっていなかったサービスである以上、お客様にサービスをご理解いただくことにハードルがあることは認識しております。サービスの登録方法をより簡素化し、サポートできる項目をより充実させることで、多くのブランド様にご利用いただけるよう改善していくつもりです。」


Bontemps提供商品
Bontemps提供商品一例(2023年12月)












閲覧数:48回0件のコメント

تعليقات


bottom of page